月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月6日(日)

詩編1編 神に従う人の道

いかに幸いなことか
…主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
…神に従う人の道を主は知っていてくださる。(詩編1:1-2,6)

 「いかに幸いなことか」。150編にも及ぶ詩編の冒頭に置かれたこの言葉は、実に深い実感を伴って語られています。

 詩編は、創世記から始まる神の業を踏まえています。そこには、神がアブラハムを、そしてイスラエルをお選びになったこと、そして、唯一真の神がおられることを証ししています。

 詩編作者は、そのような神の業の歴史を知り、そして、イスラエルの歩みにおいて示された神の業と導きが現在の自分たちの上にもあることを、よく知っています。それゆえ、神に従うことが本当に幸いである、という揺るがない確信をもって、詩人は語るのです。

 すべての者が、罪深い者です。しかし、罪人の道に座り込まず、そこに留まらない者。神の前にへりくだる者。神の教えを愛してその道を歩もうとする者。このように神に従う者は、決して滅びることなく、その歩みは常に神によって知られています。神は、私たちのことを知っていてくださいます。神に従う人は、この幸いを味わうことができます。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2013 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.