月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月21日(水)

ヨエル3章 神の霊が注がれる

その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。(ヨエル3:1)

 預言者は続いて、未来の神の祝福を伝えています。その祝福とは、一つには、神がすべての人に聖霊を注いでくださることです。この1、2節の預言は、ペトロが説教の中で述べているように、ペンテコステの時に実現しました(使2章16〜18節)。しかも、その祝福の対象は、「すべての人」であり、「わが霊を注ぐ」との神の強い決意によって実現するものです。聖霊が臨むとき、新しい夢が人びとをおおいます。そこに目の前の現実を超え、苦難を乗り越えていく力が与えられます。

 神の祝福の二つ目は、主の名を呼ぶ者に救いがもたらされることです。主のさばきの前に、世界各地で天変地異が起こります。しかし、御前に進み出て、神の御名を呼ぶ者は救いにあずかるのです(3〜5節、使2章19〜21節)。罪のうちにある私たちの救いは、このように神の霊が注がれることによって成し遂げられるものです。この約束の実現を見ることができるとは、何と幸いなことでしょうか。

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