黙示録が記された時代、教会はローマ帝国による組織的な迫害にさらされていました。神殿の外の庭とは異邦人の庭で、異邦人が教会を踏みにじる時が来ると言われます。その期間は、「42か月の間」です。「42か月」とは、3年半で、完全数の7年の半分です。このように解釈すると、この期間は限定されたもので、教会が迫害される時はしばらく続いても、永遠に続くものではありません。わたしは…物差しを与えられて…「立って神の神殿と祭壇とを測り、また、そこで礼拝している者たちを数えよ。しかし、神殿の外の庭はそのままにしておけ。…そこは異邦人に与えられ…42か月の間、この聖なる都を踏みにじるであろう。わたしは、自分の二人の証人に粗布をまとわせ、1260日の間、預言させよう。」…彼らには、預言をしている間ずっと…力がある。(黙示録11:1-6)