月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月27日(土)

ヘブライ4章 はばかることなく御前に

だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか(ヘブライ4:16)

 神を遠くに感じるとき、人は何か橋渡しになるものがあればと思い、ときに宗教家にそれを期待します。その人が神に近づく代行者として振舞うように錯覚します。世の人にとって、神を遠くに感じるのは当然であり、そこに宗教儀式が入り込みます。

 しかし、私たちキリスト者の場合、事情は異なります。神は、私たちのためにイエス・キリストを立ててくださいました。この仲保者が神の意志を伝え、私たちはこのお方を通して神に近づくことができます。神は決して遠くにおられるのではありません。

 それなのに、もし、キリスト者が神を遠くに感じるとすれば、それは大きな危機に直面しています。宗教改革は、この危機を感じ取ったところから始まりました。宗教改革とは、すべての信徒がはばかることなく神に近づくことができるための礼拝改革でした。

 神は私たちを主にあって受け入れてくださいます。礼拝が出席者皆で大胆に神に近づく場となりますように、毎主日、祈り備えます。

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