月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年9月27日(木)

エフェソ2章 走り寄る神

しかし、憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛してくださり、その愛によって、罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、―あなたがたの救われたのは恵みによるのです―キリスト・イエスによって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました。(エフェソ2:4-6)

 「あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいた」(1節)と言われています。私たちは、かつて霊的に死んでいたのです。死んでしまっていたわけですから、こちらからは何もする事ができません。生きている鮭は、力強く川を上っていきます。しかし、死んだら押し流されます。死んでしまっていますから、水の流れに抵抗できないのです。

 罪の中に死んでいた私たちも同じです。罪に抵抗できずに、罪の誘惑に押し流され続けて来たのです。ですから、神がご自分で、抱き起こしてくださらなければ、私たちは、自分の力では罪の泥沼から起き上がることができなかったのです。私たちを救うために、神は、罪の中にまで駆け出し、私たちに走り寄ってくださいました。

 私たちに何か良いところがあるからではありません。私たちが優れているからでもありません。一方的な恵みによって、私たちは救われたのです。だからパウロは語ります。「あなたがたの救われたのは恵みによるのです」(5節)と。

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