月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年9月18日(火)

エステル5-6章 神の栄誉を求めよう

ハマンは王の服と馬を受け取り、その服をモルデカイに着せ、都の広場で彼を王の馬に乗せ、その前で、「王が栄誉を与えることを望む者には、このようなことがなされる」と、触れ回った。(エステル6:11)

 ハマンは「自分こそ栄誉を受けるにふさわしい」と思い、自分の栄誉ばかり求めていました。ですから、自分にひれ伏さないモルデカイを憎むようになります。ところが、王は、かつて自分の命をモルデカイが救ってくれたことを宮廷日誌で知ると、彼に栄誉を与えたいと思い、ハマンに助言を求めました。こうしてハマンは、自分にしてもらえると期待していたことを、逆に憎きモルデカイにしなければならなくなったのです。栄誉はハマンにではなく、モルデカイに与えられました。

 神は自分の栄誉を求める人ではなく、神を畏れ敬う人に栄誉をお与えになります。私たちも、自分の栄誉ばかりを求めるこの罪を持っています。いつの間にか、人から誉められること、認められることばかり、求めて生きていることはないでしょうか。自分の栄誉ばかり求めて自己中心に生きることは、空しく、みじめなことです。この罪を悔い改め、神を畏れ、神の栄光のため生きていこうではありませんか。

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