月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年9月12日(水)

エステル2章 まことの輝き

モルデカイは、ハダサに両親がいないので、その後見人となっていた。彼女がエステルで、モルデカイにはいとこに当たる。娘は姿も顔立ちも美しかった。両親を亡くしたので、モルデカイは彼女を自分の娘として引き取っていた。(エステル2:7)

 スサの町にモルデカイというユダヤ人がいました。彼のいとこが、ペルシア語でスター(星)を意味するエステルです。モルデカイはエステルの養父でした。ところで、帝国中から集められた王妃候補者の中で、王妃に選ばれたのが、エステルでした。彼女は名前の通り、脚光を浴びる人気者(スター)となりました。

 なぜ、エステルが王の目にかなったのでしょうか。王の目には、エステルの容貌が他の王妃候補者よりも、抜きんでて美しく輝いて見えたからでしょう。しかし、その背後に、ユダヤ民族を救う神のご計画がありました。神の目には、エステルの美しさはその信仰から来るものでした。

 エステルは、王の暗殺計画をモルデカイから聞いて、それを王に告げ、王の暗殺を未然に防ぐことができました。そのときから、彼女は隣人と神に仕える者としての輝きを放ち始めます。神の前での輝きは、容貌や容姿ではなく、その人の生き方、生き様が作るものです。まことの輝きを放つ人生を歩みたいものです。

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