月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年9月8日(土)

ルカ19章 今日、救いがこの家を訪れた

イエスは言われた。「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」(ルカ19:9-10)

 徴税人ザアカイの記事から、何を感じ取られましたか。登場人物は主イエスとザアカイ、群衆、主を非難した人たち。舞台はいちじく桑のところと、ザアカイの家という二幕。それぞれの情景や人の心の動きが目に浮かびます。主に出会ってザアカイの人生は変えられました。罪深い者たちの友となられる主イエスなら、自分のことを分かってくれるという期待もあったでしょう。人からのいやがらせや妨害、罪深い男という非難も受けたことでしょう。

 他方、主イエスは、初対面の彼がザアカイという名前であることもご存じでした。もともと主には「きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから」(5節、新改訳聖書)という計画がありました。主は「失われたものを捜して救うために来た」お方です。ザアカイ(きよい人・義人の意味)は、失われていた名前の意味のとおりに、つまり本来の姿に、主に造り変えられたのです。私たちも今日、主イエスにお会いしましょう。「今日、救いがこの家を訪れた。」

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