月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年7月28日(土)

ルカ4章 主イエスの宣教の使命

しかし、イエスは言われた。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。わたしはそのために遣わされたのだ。」そして、ユダヤの諸会堂に行って宣教された。(ルカ4:43-44)

 主イエスは、ナザレでまず、「主がわたしを遣わされたのは、捕われている人に解放を…告げるためである」(18、19節)と語られました。この説教は、いわば、福音宣教の開始宣言です。

 主イエスの福音を聞いた者たちは皆、主をほめ、その口から出る恵み深い言葉と教えに非常に驚きました。こうして、主のうわさは辺り一帯に広まり、病気で苦しむ多くの人たちが主のもとに集まってきたのです。なぜなら、悪霊を追い出すほどの「権威と力とをもって」いたからです(36節)。

 しかし、この最初の説教で、主イエスは郷里の人びとの頑なさにも言及されました。すると、聞いていた人は、反発し、崖から主を「突き落とそうとし」ました(29節)。主が郷里に留まることができなくなったことが、宣教範囲拡大の背景となっています。

 最初の時のように今の時代にも、罪の指摘への反発があります。私たちも主イエスの模範に倣い、反発を超えて、福音宣教を前進させましょう。

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