月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年7月11日(水)

エレミヤ30章 懲らしめる神

見よ、主の怒りの嵐が吹く。
嵐は荒れ狂い
神に逆らう者の頭上に吹き荒れる。(エレミヤ30:23)

 30章1〜3節は30〜33章全体の表題で、新共同訳聖書は「回復の約束」という表題(30章)を掲げました。しかしエレミヤは回復の約束を語る前に、まず国民の背教に対する罰としての災いを語ります。主の懲らしめを真摯に受け止めてこその回復の約束です。

 神は罪や悪を大目に見るお方ではありません。憐れみの神は同時に正義を追及される懲らしめの神です。「お前を滅ぼし尽くすことはない。わたしはお前を正しく懲らしめる」(11節)。懲らしめの方法として、神はアッシリア、バビロンを鞭として用いてイスラエルとユダを懲らしめられます。「わたしが敵の攻撃をもってお前を撃ち、過酷に懲らしめた」(14節)。

 私たちの教会に神を怒らせる罪があるなら、神はこの世のさまざまな道具をもって懲らしめられます。神がお怒りになるとき、私たちは身震いして聞かねばなりません。キリストに寄りすがります。裁きの御言葉を我が事として受け止めず、世俗化の波に抗うことができない罪を、お赦しください。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2012 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.