月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年5月29日(火)

ルカ1章 聖霊によるいのち

天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」(ルカ1:35)

 天使はマリアに神の子の受胎を予め告げます。神の子イエスの受胎はマリアに聖霊が降ることによってなされると告げるのです。

 歴史の中で主の母マリアのような体験をした人は誰もいません。ここで天使によって告げられている、神の子の母となるということはただマリアだけのことです。ほかの誰もこれまでも、そしてこれからもこのマリアの役割を担う人はいません。マリアはその意味では、ただ一度限りの全く特別な役割を担うことになり、それを成し遂げた人なのです。

 しかし、そのことを踏まえた上でもう一つのことを言わねばなりません。それは主イエスを信じる人には、聖霊が与えられ、主はその人の内に住んでくださるということです。それは主を信じる人には誰にでも与えられる恵みです。マリアは、こうして聖霊によって御子イエスを宿し、イエスを世にもたらしました。私たちも同じように、御子イエスを世に伝える役割を与えられています。聖霊の導きによって、それはなされます。

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