月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年5月22日(火)

エズラ6章 再び礼拝をゆるされた喜び

そして七日間にわたって、喜び祝いつつ除酵祭を行った。主がアッシリアの王の心を彼らに向け、イスラエルの神の神殿を再建する工事を支援させて、彼らに喜びを与えられたからである。(エズラ6:22)

 着工から約20年、崩壊からは70年の時を経て、ついに神殿は再建されました(15節)。神殿奉献式にのぞむ民の喜びが伝わってきます。それは神殿礼拝再開の喜びです。神が、悔い改めを受け入れてくださり、すべてを導き、王の心さえ導き、民を礼拝へと招いてくださったのです。神は再び民と共にあり、確かに彼らの味方であることを、神殿再建の事実が雄弁に証ししています。

 神に背いた罪人が、再び御前で礼拝をゆるされるとは、何と大きな喜びでしょう。この喜びに促され、民は精一杯の献げ物をもって神に応答します(17節)。それはソロモン時代の神殿奉献の際の献げ物に比べれば貧弱ですが、信仰のまごころがこもっています。エジプトから贖われた先祖たちのように、捕囚から解き放たれた自由を喜び、過越しのいけにえにあずかります。そして除酵祭を祝って、罪という古いパン種が除かれ、新しい服従が始まることを祈り求めています。このような喜びの礼拝に、私たちも招かれています。

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