月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年5月17日(木)

ヘブライ12章 父の鍛錬として

「なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。」あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。(ヘブライ12:6-7)

 教会に通い始めて間もないころ、わたしは神の愛を知って有頂天になっていました。生ける神がおられ、その神は、御子イエスを賜るほどに、私たちを愛しておられると知って、わたしの心は平安と感謝と喜びに満たされていました。

 ところが、思いもかけない出来事が起こり、たちまちわたしの心は悩みで満たされてしまいました。神は本当にわたしを愛してくださっているのか。信仰への疑問さえ湧いて来たのです。

 そのようなとき、ある主の日の礼拝で、某長老が説教されたのが、この御言葉からでした。「神はあなたがたを子として取り扱っておられます。」それは人生経験豊富な長老の語る、信仰の証しそのものでした。

 神の愛は、好きだとか嫌いだとかいう人間の愛ではなく、意志的で確かな愛です。試練を通して私たちを鍛えてくださり、私たちの信仰を成長させてくださいます。私たちの忍耐の模範は主イエスです。主イエスから目を離さず、まっすぐに進んでいきましよう。

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