月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年4月29日(日)

詩編125編 主に依り頼む人

主に依り頼む人は、シオンの山。
揺ぐことなく、とこしえに座る。
山々はエルサレムを囲み
主は御自分の民を囲んでいてくださる
今も、そしてとこしえに。(詩編125:1-2)

 エルサレム神殿の建っていたシオンの山は、とりわけ山々に囲まれて特別な祝福を受けているようです。そのように、教会は、主の祝福に囲まれている主の民です。旧約の昔も、「今も、そしてとこしえに」。

 天上のエルサレムに通じている地上の神の国の都は、今、地上のどこにでも建てられている教会です。教会が主の日に真実な礼拝をささげるならば、主に依り頼む一人の人のようになり、群れが一つであり、祝福されたシオンの山のごとく、「揺らぐことなく、とこしえに座る」のです。

 主の目にかなう「良い人」(4節)は、神の愛する独り子以外にありません。救いの業を成し遂げ、天の王座に座しておられるお方以外にありません。そこで「主に依り頼む人」とは、「主に従う人」であり、「心のまっすぐな人」です。そのような礼拝者に、主よ、祝福を与え、幸せにしてください、と詩人は祈ります。イエス・キリストに依り頼む人びとの上に「平和がありますように」(5節)。

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