月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年2月9日(木)

エフェソ1章 教会と国家の主キリスト

神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。(エフェソ1:20-21)

 今日から三日間、教会と国家についての御言葉を読みましょう。教会も国家も神がお定めになった制度です。けれども、御言葉が教えているように、「すべての支配、権威、勢力、主権」の上にはキリストがおられます。復活のキリストは今、神の右に座し、天と地の一切の権能を神から授けられ、この世を治めておられます。

 教会の頭がキリストであるのと同様に、国家の頭もキリストです。国家の権威・権能は、キリストの主権によって委託された権能です。そうである以上、国家はキリストの主権を超えて権能を行使してはなりません。また、キリストの御心に反することを行うことは相応しいことではありません。

 礼拝の牧会祈祷の中でも、私たちの国と全世界の為政者のために主の導きと助けを祈ります。教会は国家のこと、政治のことに無関心であってはならず、共にキリストに仕え、神の国に奉仕する器です。だからこそ教会は、国家のために祈り、キリストの御心を語っていく使命があるのです。

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