月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月8日(木)

1ヨハネ2章 新しい掟と古い掟

愛する者たち、わたしがあなたがたに書いているのは、新しい掟ではなく、あなたがたが初めから受けていた古い掟です。この古い掟とは、あなたがたが既に聞いたことのある言葉です。しかし、わたしは新しい掟として書いています。そのことは、イエスにとってもあなたがたにとっても真実です。闇が去って、既にまことの光が輝いているからです。(1ヨハネ2:7-8)

 ヨハネは、「私が書いているのは、新しい掟ではなく、…古い掟です」と言います。しかし、その掟を「新しい掟として書いている」と言うのです。

 主がこの世に来られるまでの掟は、「…してはならない」という禁止事項が多くを占めており、また人びともそのように受け止めていました。

 しかし、主イエスの到来により、その掟の本来の目的は、「神を愛すること」と「隣人を愛すること」であると教えられました(マタ22章36-40節)。

 イエス・キリストは、古い掟を正しい意味で新しい掟として私たちに与えてくださいました。どのようにしてでしょうか。十字架によってです。主は私たちのために命を捨ててくださいました。そのことによって私たちは愛を知り、掟の新しさを理解することができるようにされました。

 私たちは、「愛する」という喜びに満ちた掟を実践することにより、主との素晴らしい交わりと喜びに与りたいと願うのです。

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