月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月23日(日)

詩編117編 全世界の民への呼びかけ

すべての国よ、主を賛美せよ。
すべての民よ、主をほめたたえよ。
主の慈しみとまことはとこしえに
わたしたちを超えて力強い。
ハレルヤ。(詩編117:1-2)

 この詩編の作者はイスラエルの民です。その周りは異教の国々、異教徒です。けれども、そのような中で、契約の民、選びの民だけで小さく縮こまるようにして、主を賛美していたわけではありません。心を高くあげて、すべての国よ、すべての民よ、主を賛美せよ、と呼びかけ、「ハレルヤ」と主を賛美します。

 これは、自分たちに注がれている主の恵みの大きさを覚えているからです。「主の慈しみとまことはとこしえに、わたしたちを超えて力強い。」たとえ私たちが不真実であっても、神はご自身の契約に真実であられます。恩寵によって救い続けてくださいます。

 アブラハムに約束されたように、私たちが救われたのは、地上のすべての人たちが私たちを通して祝福に入り(創12章)、主を賛美できるようになるためです。

 福音はユダヤ人のためだけではなく、全世界の民のためにあります。私たちも小さく縮こまらずに主を賛美し、福音宣教の使命に生きましょう。ハレルヤ。

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