月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月14日(金)

マルコ6章 休息が必要な意味

さて、使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。(マルコ6:30-31)

 十二人の弟子は主イエスによって宣教のための旅に派遣されました。それは食べ物や財布など生活に必要なものさえ持っていくことができなかった過酷な旅でした。しかし、弟子たちは主イエスから汚れた霊に対する権能を授けられ、その力によって驚くべき働きをなして帰って来ることができました。

 その彼らに主イエスは、人里離れた所に行って休むように命じられたのです。人里離れた所、それは弟子たちがすべての人との関係を絶ち、神に祈るべき場所です。

 私たちは、普段、自分に向けられた人びとの期待と関心を感じながら生きています。それに応えることに必死になっていつのまにか自分自身を見失ってしまうことがあります。そのような私たちにもこの主イエスの命令は向けられています。私たちが生きるべき道を指し示してくださる唯一のお方の前に静まり、祈りをささげる時間が私たちには必要です。そして、この時間があってこそ、私たちは神と人に本当に仕えることが可能となるのです。

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