月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月9日(日)

詩編115編 主に依り頼め

イスラエルよ、主に依り頼め。
主は助け、主は盾。
アロンの家よ、主に依り頼め。
主は助け、主は盾。
主を畏れる人よ、主に依り頼め。
主は助け、主は盾。(詩編115:9-11)

 「主に依り頼め」という繰り返しは、虚しい偶像に依り頼むなという勧めとセットで語られています。「国々の偶像は金銀にすぎず」(4節)とありますが、富や権力、世の人たちが追い求めてやまないさまざまな偶像が存在します。21世紀の偶像は必ずしも、聖書の時代とは同じ形をしてはいないかもしれません。しかし、偶像が、その虚しさを隠して、私たちを惹き付けるという点では、昔も今も同じです。そして、偶像に依り頼む者に、必ず、空しさを味あわせます。

 そして、この空しさから解放される道も、昔も今も同じです。「主に依り頼め」という御言葉に聞くことです。礼拝に集い、「主は助け、主は盾」と、大きな声で唱和するのです。心の中でどれだけ、くよくよ思い悩んでも、そこで解放されることはありません。礼拝こそ、私たちの解放の場所です。

 今日は主の日です。「大きな人も小さな人も祝福してください」(13節)と祈る民に、「主は助け、主は盾」と共に唱和できる恵みを主は与えてくださいます。

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