月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年9月14日(水)

イザヤ54章 若いときの恥を忘れよ

恐れるな、もはや恥を受けることはないから。
うろたえるな、もはや辱められることはないから。
若いときの恥を忘れよ。
やもめのときの屈辱を再び思い出すな。(イザヤ54:4)

 54章に登場する不妊の女性、夫に捨てられた女性は文字通りの意味ではありません。都エルサレムのたとえです。ここではエルサレムの確かな回復と繁栄が約束されています。そうは言っても、現実の状況からそれを信じることは簡単ではありません。それは子を産めない女性に子が生まれるのを期待するように困難なことです。しかし、人間の頭で考えた可能性にとらわれていては、いつまでたってもエルサレムに与えられた約束を信じることはできません。

 この後ろ向きになりがちな信仰の姿勢に対して、主である神は「恐れるな」「うろたえるな」「恥を忘れよ」と励ましてくださいます。それは根拠のない励ましではありません。救いの根源が無力な人間にあるのではなく、全能者である神にあるからです。主である神がそれを実現してくださるのです。

 私たちの救いの希望は、私たち自身のうちにあるのではありません。約束してくださる主に目を注ぐとき、確かな希望を持つことができるのです。

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