月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月22日(日)

詩編96編 諸国の民よ、主に栄光を帰せよ

国々にふれて言え、主こそ王と。
世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。
主は諸国の民を公平に裁かれる。(詩編96:10)

 この詩には、「諸国の民」という言葉が多く出てきます。詩人はイスラエルの民に向かって、主を賛美し、主の栄光を語り、御業を諸国の民に伝えるよう励まします。

 なぜなら、神ご自身が、諸国の民が天地を造られた唯一の主なる神に頼って生きることを、望んでおられるからです。また、神は、ご自身の民も諸国の民も分け隔てせず、真実と公平と正義とをもって裁かれる世界の王なる主であられるからです。また、諸国の民が拝む神々は、人の呼びかけに答えない虚しい神々だからです。

 主イエスを信じる私たちは、「地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る」(創12章3節)という約束を受け継ぐアブラハムの真の子孫です。ですから、私たちを通して、諸国の民に主の祝福が届けられることを祈ります。

 閉ざされた会堂内での私たちだけでの賛美は、主なる神の偉大さをふさわしく表していません。会堂の外にいる諸国の民に向かって、「主に栄光を帰せよ」と会堂から大声で叫び、礼拝に招きましょう。

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