月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月11日(水)

イザヤ28章 主のもとで安らう

彼らもまた、ぶどう酒を飲んでよろめき
濃い酒のゆえに迷う。…
主が彼らに言っておかれたことはこうだ。
「これこそが安息である。
疲れた者に安息を与えよ。
これこそ憩いの場だ」と。
しかし、彼らは聞こうとはしなかった。
それゆえ、…彼らは歩むとき、つまずいて倒れ、
打ち砕かれ、罠にかかって、捕らえられる。(イザヤ28:7-13)

 聖書の教えは、小さな子どもでも理解できるほどに、単純です。「神を信じなさい。信じる人を神は天国に入れてくださる。神こそが安息である。人生に疲れても神のもとで安らうことができる。これこそが真の憩いの場である」と。

 しかし、多くの人は、聖書の教えはあまりに堅く、単純過ぎて幼稚なものと思うかもしれません。教えられていることはいつも同じで、乳幼児を諭すような馬鹿げた教えに聞こえるかもしれません。

 今日の御言葉は、彼らの態度を酔っ払いになぞらえています。濃い酒に酔う者は、理性を失い、正しい判断ができなくなります。そのように、成功と繁栄の美酒に酔いしれる者は、「憩いの場」を提供してくださる主の言葉を退け、主に憩うことなく、千鳥足で歩み続け、最後はつまずいて倒れます。

 疲れた者はわたしのもとに来なさいという主イエスの招きを素直に聞ける人は、幸いです。この世の勝利の美酒に酔うことがなくても、悩みながらでも、主のもとに安息を見出す人は幸いです。

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