月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月10日(火)

イザヤ27章 神のぶどう畑

その日には、見事なぶどう畑について喜び歌え。
主であるわたしはその番人。常に水を注ぎ
害する者のないよう、夜も昼もそれを見守る。…
わたしを砦と頼む者はわたしと和解するがよい。…
時が来れば、ヤコブは根を下ろし
イスラエルは芽を出し、花を咲かせ
地上をその実りで満たす。(イザヤ27:2-6)

 植物を育てるには、絶え間ない心配りが必要です。来る日も来る日も水をやり、絡みつく雑草を取り除き、畑を荒らす害獣が入り込まないように昼も夜も見守らなければなりません。ぶどう園の番人のぶどうへの愛情が、彼をして日々働かせ、その労苦の実りとして、ぶどうは実を結びます。

 ここで、イスラエルはぶどう畑に、また、神ご自身はぶどう園の番人にたとえられています。イスラエルが、芽を出し、花を咲かせ、地上をその実りで満たすのは、神が神の民を育てようとなさるからです。配慮に満ちた神が、お世話くださいます。ですから、イスラエルは、自分の力が弱くとも、自らの将来に実りが約束されています。

 イスラエルがそのことを学べば、神の民にとって一番重要なことは神との関係であることに、気付くはずです。神との和解があれば、今が苦しいときであっても、イスラエルは将来に希望を抱くことができます。私たちも神のぶどう畑です。神が備えておられる収穫の日を、神に頼り、待ち続けます。

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