月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年4月26日(火)

ヨハネ20章(1) 復活節 あなたがたに平和があるように

イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」(ヨハネ20:21)

 主イエスが復活された日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていました。空の墓を見てきた弟子たちの知らせを聞いても、マグダラのマリアから「わたしは主を見ました」と告げられても、弟子たちの恐れと不安は消えませんでした。弟子たちは、家の戸にしっかりと鍵をかけて、身の安全を守ろうとしていたのです。

 そのような恐れと不安の中にある弟子たちのところに、主イエスのほうから来てくださいました。閉ざされた家で、恐れと不安におののく弟子たちの真ん中に立って「あなたがたに平和があるように」と言ってくださいました。これは復活の主の挨拶であり、罪の赦しを告げる言葉です。

 主は、私たちがどんなに深い不安と恐れの中にいても、そこに来て、平和を満たすことがおできになります。戸の鍵の強さが、私たちの平和を守るのではありません。復活された主イエスこそ、私たちを恐れや不安から解放し、平和を与えてくださるお方です。

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