月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年4月3日(日)

詩編91編 主を避けどころとする幸い

あなたは主を避けどころとし
いと高き神を宿るところとした。
あなたには災難もふりかかることがなく
天幕には疫病も触れることがない。(詩編91:9-10)

 主を避けどころとし、神の陰に宿る人は幸いである、と詩人は告白し、勧めます。また、主はご自身に信頼を寄せる者に対して、さまざまな罠、策略、夜の恐ろしさ、昼に飛んでくる矢、恐ろしい病からも、どこにあっても御使いに命じて守ってくださると告げます。

 信仰者がなんの幸いか、被害をまぬがれて守られる、ということが度々あることを、私たちは知っています。また同時に、信仰深い人が、大きな試練や苦しみに遭うことも知っています。詩人が、災難もふりかからず、疫病も触れずと告げる(10節)のは、信仰者に災難や病が全く臨まないということではありません。災難や病に遭うときに、信仰者が起き上がれない程に打ち倒されることはなく、主が守り支えていてくださる、ということです。

 主なる神は、ご自身を愛する者に苦難が襲うとき、共にいて助けると保証してくださいます(14節以下)。この主に依り頼んで歩んでゆきましょう。

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