月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月31日(木)

1コリント12章 聖霊によらなければ

聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(1コリント12:3)

 コリント教会では、異言を話せない信徒が自分を責めて苦しんでいました。なぜなら、異言を話せてこそ一人前のクリスチャンだと見なされていたからです。異言は、優越感に浸れる賜物なのです。

 私たちも賜物の種類や、能力の有る無しで、互いの信仰のランク付けをしてしまうことがよくあるものです。人よりも良い賜物があれば喜ぶし、なければ落ち込んで、自分は駄目なクリスチャンだとふさぎ込むのです。

 そんな私たちに聖書は語りかけます。「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」と。言わば、あなたが信仰を持ったときのことを思い出してごらん、と言うのです。なぜ、主イエスを信じることができたのか。それは、他ならぬ聖霊のお陰ではないかと。聖霊の働きなしにクリスチャンになった人は、一人もいません。であれば、信仰者は皆、聖霊に与っているのです。主イエスを信じている! 今日一日ただそのことを喜び合いたいものです。

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