月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月9日(水)

列王上17章 神が導く安全地帯で

「立ってシドンのサレプタに行き、そこに住め。わたしは一人のやもめに命じて、そこであなたを養わせる。」(列王上17:9)

 アハブに神の言葉を告げたエリヤですが、神の指示によってケリト川のほとりに身を隠します。そこで、烏が運んでくる肉と川の水によって命を支えられます。次に神から示されたのは、サレプタのやもめの所でした。そこで、神は、壺の粉と瓶の油がなくならないという奇跡によって養われ、さらにこのやもめの息子を、エリヤにより生き返らせました。

 エリヤは、アハブから身を隠さなければなりませんでした。しかし、神から示されたサレプタとは、アハブの妻イゼベルの出身地シドン地方です。バアル礼拝の本拠地、いわば敵地です。そして、バアル礼拝による霊的暗黒、また干ばつというからからに渇いた死の世界の只中で、エリヤは命の恵みを見せていただきました。エリヤにとっての安全地帯とは、神の言葉に導かれていった場所です。

 これは、私たちにも当てはまります。困難が有るか無いかではなく、神の言葉に導かれる場所こそが、安全な場所です。神は、そこで命の恵みを見せてくださいます。

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