月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年2月25日(金)

1テモテ2章 恥じるところのない働き手

あなたは、適格者と認められて神の前に立つ者、恥じるところのない働き手、真理の言葉を正しく伝える者となるように努めなさい。(1テモテ2:15)

 恥じるところのない働き手とは、一般的な意味での優れた人のことではありません。「キリスト・イエスの立派な兵士」(3節)と呼ばれるような、主のために戦う者の立派さが、求められています。

 彼らは、どのような中にあっても、恵みとしての信仰にとどまり、苦しみを耐え忍びます(3、10節)。「キリストと共に死に…共に生き…共に支配」(11、12節)します。神の国を永遠に支配するに至るまで、主と共に生きる者となります。

 今日の御言葉は、この後に続きます。テモテの使命は、「真理の言葉を正しく伝える」ことです。これは、言葉の正しさだけの問題ではありません。福音に恥じることなく生きることが、語られる真理に伴って、正しく伝わります。
 私たちの生きる姿のなかに、キリストの十字架と復活の恵みが輝き出ることを祈り求めましょう。共にいてくださる主に寄りすがりましょう。その輝きのなかで初めて、福音が聞く者の心へと届いていくからです。

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