ソロモンはイスラエルの王位に就いて四年目に主の神殿建築に着手しました。神殿建築に当たって使用される石は、石切場でよく準備された石を用いたので、工事は、槌、つるはし等、鉄の道具の音が全く聞こえない、静寂の中で進められました(7節)。まさに神の住まわれる宮を建てるにふさわしい環境でした。神殿は、長さ、高さ、幅ともに細部にわたるまで、主なる神が指定されたとおりに建てられ、完成まで七年を要しました。もしあなたがわたしの掟に従って歩み、わたしの法を実行し、わたしのどの戒めにも従って歩むなら、…わたしはイスラエルの人々の中に住み、わが民イスラエルを見捨てることはない。(列王上6:12-13)