月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年1月21日(金)

マタイ8章 嵐を静めるイエス

湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。イエスは眠っておられた。弟子たちは近寄って起こし、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。(マタイ8:24-26)

 私たちの人生は、ただ平穏に何の困難もなく過ぎていくことはありません。それぞれ人はさまざまな困難を経験します。時には、わたしの人生はもうおしまいだ、と思うようなときもあるでしょう。

 主イエスの弟子たちも、ガリラヤの湖で、激しい嵐に見舞われ、命が脅かされる経験をしました。しかし、その中に一人だけ、平安に眠っている人がいました。主イエスです。彼は、人びとを教え、癒したために、疲れを覚えていたのかもしれません。

 弟子たちは嵐の中で、そのような主に助けを求めました。しかし主は、「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ」と彼らを憐れみ、風と湖を叱って凪とされ、彼らを嵐の恐怖からお救いになりました。

 嵐から救ってくださる主イエスに出会うことができるのは、人生の海の嵐にあるときだけです。主は、疲れを覚える私たちと同じ人間であり、また嵐さえ従わせる神です。その主が、死の恐怖から、祝福された人生へと、私たちを移してくださいます。

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