月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年1月3日(月)

詩編71編 その岩なる主に身を避けます

常に身を避けるための住まい、岩となり
わたしを救おうと定めてください。
あなたはわたしの大岩、わたしの砦。(詩編71:3)

 詩編71編は、過酷な試練に力尽きそうになる「わたし」と、「わたしの神」による救いの確実さを記しています。そして、いかなる時でもこの神に身を避けるよう、呼びかけています。

 「わたし」は今、災いに遭い、その命をうかがう者に取り囲まれています(10〜13節)。わたしは、災いにより粉々に砕かれ、周りには虎視眈々とつけ狙う者がいます。しかも、わたしは「老いて白髪」(18節)の高齢になり、「力が尽き」(9節)ています。この重圧をはね除ける力は、わたしには、もうありません。

 しかし、そこで信仰者は歌います。わたしを捕えて離さない「わたしの神」が、わたしを「地の深い淵から再び引き上げ」(20節)、「すぐれて大いなるものとしてくださる」(21節)と。わたしが身を避ける「わたしの神」は、わたしの大岩・砦であり、私たちの主は、「あなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう」(イザ46章4節)と私たちに言ってくださるお方です。

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