月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月13日(土)

ローマ8章(4) キリストの愛の確かさ

だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。(ローマ8:35)

 「艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」非常に勇ましい言葉です。しかし、この言葉は決して、私たちにこのような苦難に耐え得る力があるかどうかを問うているのではありません。たとえそのような危機に瀕したとしても、たとえどんな苦しみに遭っても「キリストの愛からわたしたちを引き離すことはでき」ないということをパウロは言おうとしています。

 ここにある苦難は、闊達に生きている最中に味わう苦しみや試練に限りません。人生の終わりを迎えるときにも言えることではないか、と思います。死を前にしたときに私たちは、もしかするとうろたえるかもしれません。ジタバタするかもしれません。

 しかし、問題の中心は、あくまでもキリストの愛です。死そのものに完全に勝利してくださったそのお方が、私たちをしっかりと受け止め、最後まで見捨てず、愛を全うしてくださいます。ですから、たとえどんな苦難が襲ってこようとも大丈夫、安心なのです。

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