月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月12日(金)

ローマ8章(3) 万事が益となる

神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。(ローマ8:28)

 信仰者は苦しみのなかで何を体験するかが、今日の箇所の中心テーマです。
 クリスチャンであっても、不慮の事故にあったり、事件に巻き込まれたり、テロの犠牲になったりすることがあります。しかし、今はそれが苦しみや悲しみでしかないとしても、神はやがて全てを益としてくださいます。これが、神の約束です。

 パウロは、誰よりも多くの苦しみや悲しみを味わった人でした。今日の御言葉は、そういうパウロが、既に経験済みの上で語っている言葉です。そして、これは決してパウロだけではなく、多くのクリスチャンが既に味わっていることではないでしょうか。28節の「わたしたちは知っています」という言葉が、それを表しています。

 この地上の歩みにおいては、なお、苦しみや悲しみは続きます。けれども神は、そのような私たちの苦しみや悲しみを、神の国完成の御計画のなかで、必ず、益としてくださいます。この希望に生き続けましょう。

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