月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月13日(火)

ゼカリヤ3章 しるしとなるべき人々

「大祭司ヨシュアよあなたの前に座す同僚たちと共に聞け。あなたたちはしるしとなるべき人々である。わたしは、今や若枝であるわが僕を来させる。」(ゼカリヤ3:8)

 大祭司ヨシュアは、ペルシア王クロスの解放令によってゼルバベルに率いられてエルサレムへ帰還した一人です。この第四の幻において、初め彼は、かぶる物もかぶらず、その服装も汚れたままで、天の法廷に立っていました。

 その法廷では、ヨシュアの横にサタンが立ち、彼を訴えています。しかし、主は、サタンの訴えを退け、愛をもってイスラエルを選んだのはわたし自身である、とおっしゃいます。そして、ヨシュアから汚れた衣を脱がせ、新しい清い晴れ着を着せて、頭には祭司職を示すかぶり物をかぶせられます。主は、ヨシュアの罪を赦し、大祭司の職に戻されます。大祭司によって罪が取り除かれる恵みが、イスラエルに回復します。

 さらに、ヨシュアとその同僚たちは、ここで、「しるしとなるべき人々」と呼ばれています。彼らは、メシアが罪を赦す大祭司として到来されることを表すしるしです。彼らが指し示すメシアこそ、主イエス・キリストです。私たちは、真の大祭司キリストの贖いによって、罪赦されて御前に立つことができます。

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