月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月1日(木)

2テサロニケ1章 忍耐と信仰

これは、あなたがたを神の国にふさわしい者とする、神の判定が正しいという証拠です。あなたがたも、神の国のために苦しみを受けているのです。(2テサロニケ1:5)

 パウロは、主イエスが再び来られることを証ししています。その来臨を待つ途上において、悪の力が、現実的な力を持って教会とキリスト者たちを襲います。ときには、彼らを主イエスから引き離そうと、誘惑し、脅し、暴力を用いることもあります。

 しかしそのなかで、キリスト者の忍耐と信仰が示されてきました。神の国のためになされる忍耐と信仰が、「あなたがたを神の国にふさわしい者とする、神の判定が正しいという証拠」です。ここに神の選びがあります。神に選ばれた者は、「神の国のために苦しみを受け」ます。ですから、キリスト者は忍耐と信仰を通して、自らが神の国にふさわしい者であることを証明するのです。

 テサロニケの信徒たちと同様に、私たちにも、主イエスの再臨を待望し、目を覚まして生きていくことが求められています。しかし、現実の生活には、迫害があり苦難があります。しかし、それらすべてが神の国のための苦しみに数えられます。ですから、恐れることはありません。むしろ、「忍耐と信仰」をもって、神の国の到来を喜んで待ちましょう。

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