月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年5月29日(土)

ローマ15章 あふれる希望の聖霊

希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。(ローマ15:13)

 この世には、人間の罪も悪魔の働きもあり、苦しみと嘆きが絶えません。絶望的な思いに囚れることも、まれではありません。キリストが来られた後も、この世には罪と苦しみが満ちています。

 しかし、聖霊が働かれるところに、神の国は存在します。「神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです」(14章17節)。この約束の通り、私たちは、聖霊を受けて、キリストによってもたらされた義と平和と喜びを体験しています。

 神の国の祝福を知る者として、再臨の主を待ち望みましょう。信仰者個人においても、その群れのなかにおいても、罪と悪の力は侮り難く、私たちの救いはなお未完成のままです。現臨している神の国は、完成の時を待っています。

 「希望の源である神」と呼びかけられています。人が自分の力や努力で造りだす希望ではありません。神が、この希望をつくり、保証しておられます。神が、今満ちあふれさせてくださる希望を、キリストの再臨によって完成させてくださいます。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.