月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月17日(日)

詩編44編 主よ、奮い立ってください

我らはあなたゆえに、絶えることなく
殺される者となり
屠るための羊と見なされています。
主よ、奮い立ってください。(詩編44:23-24)

 信仰を持っているにもかかわらず、災いを被ることがあります。主を信じるゆえに、生きにくさや、不利益を感じることさえあります。国によっては、信じるがゆえに、投獄などの迫害を受けることさえあります。

 詩編44編の前半は、主がかつて成し遂げてくださった恵みの御業を語ります。しかし、後半になると「あなたは我らを見放されました」(10節)と語ります。主との契約を大切にし、主の道から逸れないように歩んでいるにもかかわらず、災いの中に置かれていることを訴えます。

 信仰を持っていても被ることになる災いは、私たちが主から見捨てられたことを示すのでしょうか。パウロは、この23節をローマの信徒への手紙8章36節で引用します。その前後で、彼が語るのは、いかなるものもキリストの愛から私たちを引き離すことはできない、ということです。私たちは、私たちを愛してくださる方によって、輝かしい勝利を収めています。ですから、この詩編のように、主ご自身が奮い立って助けてくださるよう、苦しみの中から求め続けることができます。

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