月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年12月19日(土)

2コリント8章 自分自身を献げる

わたしたちの期待以上に、彼らはまず主に、次いで、神の御心にそってわたしたちにも自分自身を献げたので、わたしたちはテトスに、この慈善の業をあなたがたの間で始めたからには、やり遂げるようにと勧めました。(2コリント8:5-6)

 マケドニア州の諸教会は、苦しみによる激しい試練を受けていました。そのなかで、主にある喜びと他の教会の貧しさを知り、自発的に惜しまず施す教会となりました。それは、単に物を献げるというだけではありません。「わたしたちの期待以上に、彼らはまず主に、次いで、神の御心にそってわたしたちにも自分自身を献げた」(5節)と語られるほどの献身がなされたのです。

 なぜ、「自分自身を献げる」ことができたのでしょうか。それは、豊かであった主が貧しくなられたという、キリストの恵みを知ったからです。豊かな主がご自分のすべてを献げてくださったことを知っていますので、貧しい自分であっても、その自分のすべてを献げたいと思わされたのです。

 9節で「あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています」と言われています。恵みを知り、恵みへの応答が、献身です。主は、必ず、私たちの献身を喜んで受け入れてくださいます。ですから、「弱く何もできない者ですが…」と変に萎縮することなく、大胆に、献げる喜びに生きることができます。

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