月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月30日(月)

ホセア10章 恵みの業に献身しよう

恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて恵みの雨を注いでくださるように。(ホセア10:12)

 預言者は、イスラエルを「ぶどうの木」に譬えています。イスラエル自身、自分をぶどうの木と考えています。しかしそのぶどうは「伸びほうだい」(1節)です。主の訓練を少しも受けようとしないからです。イスラエルは、主の選びを受けたぶどうの木。しかし、選びには訓練が伴うはずです。選びに安住してはならないのです。

 イスラエルの苦難を深く見つめる預言者は、主の民に深い悔い改めと内省を促しています。主は、よく働く若い雌の子牛のように、イスラエルに尊い務めを与えておられます。「愛の実りを刈り入れる」務め、選びの民の使命に生きる栄誉です。

 その尊い使命を実現させるため、主はイスラエルの「美しい首の傍らに来」(11節)られました。主ご自身が、イスラエルのくびきとなり、神の畑を耕す道連れとなられます。

 新しいイスラエルである私たち。私たちにも、なすべき「恵みの業」が備えられています。神への愛、隣人への愛であり、愛の実りを刈り入れる喜びです。疲れや失意を乗りこえて、恵みの業に励みましょう。

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