月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年10月5日(月)

士師7章 主が戦われる

主はギデオンに言われた。
「民はまだ多すぎる。彼らを連れて水辺に下れ。」(士師7:4)

 士師ギデオンはミディアン人との戦いに向かっていきます。このとき、主は言われました。「民はまだ多すぎる。」戦いのために主は三百人だけを選ばれました。圧倒的な数のミディアン人を前にして、人間の目には絶望的なまでの少人数です。

 なぜでしょうか。この戦いは、主が戦ってくださるからです。自分の力に依り頼もうとする人間の思いを、主は打ち砕かれます。この戦いにあって大切なことは、人数の多さではありません。ただ、神への信頼だけが問われています。言わば、依り頼むという、その戦いを、私たちは戦うのです。

 日本のキリスト者は全人口の1%にも満ちません。しかし、人数の少なさに打ちひしがれてはなりません。三百人であっても、心から主に従う者には、勝利が約束されていました。たとえ1%に満たなくとも、主は勝利をもたらしてくださいます。主は、あえて、少ない信仰者をもって神の大きな御業をなしてくださいます。主が戦ってくださるので、勝利は確実です。希望を見失うことなく、主と共に歩みましょう。

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