月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月29日(火)

士師5章 デボラの歌

主を愛する者が日の出の勢いを得ますように。(士師5:31)

 女預言者で士師とされたデボラが戦いを振り返って、歌っています。「奮い立て、奮い立て、ほめ歌をうたえ」(12節)とあります。自らを戦いへと奮い立たせるのではなく、神をほめたたえることを促す歌です。「進んで身をささげるとき、主をほめたたえよ」(2節、9節)と、献身と神賛美が結び合わされています。また、この歌は、祈りをもって閉じられています。「主を愛する者が日の出の勢いを得ますように」。信仰者が皆、主の恵みの中でしっかりと支えられて生きるように、という願いです。

 私たちも生きていく上で、大きな戦いがあります。それは、私たち自身の罪との戦いであり、また、この世の悪との戦いです。そのなかで、昇る太陽の陽射しが鮮やかにこの地を照らし出すように、主はまことに鮮やかに、私たちの歩むべき道を指し示してくださいます。主の道を歩む私たちを、主が、日の出の勢いにまさった力ある者として立たせてくださいます。主の日の礼拝における神賛美は、日々の罪との戦いのなかにいる者を励ます歌です。主に委ね、御名を賛美しつつ歩みましょう。

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