月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月3日(木)

使徒27章 信仰の確信

「わたしが仕え、礼拝している神からの天使が昨夜わたしのそばに立って、こう言われました。『パウロ、恐れるな。あなたは皇帝の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ。』」(使徒27:23-24)

 パウロの乗ったローマ行きの船は、危険な海に漕ぎ出してしまいます。そして、暴風の中を二週間にもわたって漂流し続け、ついには、どこの陸地であるか分からない所で、浅瀬に乗り上げて壊れてしまいました。兵士たちは、囚人たちが泳いで逃げないように殺そうとします。パウロも殺されそうになりました。

 しかし、主はその中からパウロを守り、救ってくださいました。また、彼ばかりか、彼が運命を共にしていたすべての者を助けてくださいました。「このようにして、全員が無事に上陸した」(44節)のです。パウロのローマ行きは、神から出たことでした。それが神の御旨であるかぎり、人がどのように計らい、どのように行動しようとも、必ず実現します(箴19章21節)。

 嵐により人びとが慌てふためくなかで、パウロは、「皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています。わたしに告げられたことは、そのとおりになります」(25節)と告げました。主が与えてくださった望みを確信するあなたの信仰は、周りの人びとを励ます希望ともなるのです。

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