月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月31日(金)

使徒13章 聖霊が告げた

彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」そこで、彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いて出発させた。(使徒13:2)

 自分は、いったい、どんな奉仕をすればよいのか。バルナバとサウロのように、聖霊が告げてくださったならよいのに、と思う人がいるかもしれません。けれども、聖霊は、使徒たちの時代とすべて同じ仕方で、働かれるのではありません。「風は思いのままに吹く」(ヨハ3章8節)とあるように、聖霊のお働きを縛るのは愚かなことです。

 仕事は多く、人手は少なく、私たちのなすべき奉仕は、果たしきれないほどあるはずです。でも、何をすべきなのか、見えにくい時代です。「何もしないで広場に立っている人々」(マタ20章1〜7節)に仕事をお与えになるのが、主の御心ですから、主に奉仕の場を求めましょう。

 もしかすると、自らを過大・過少評価し、人から受ける誉れに気をとられて、聖霊のお告げを無視していることもあるでしょう。「主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう」(ヤコ4章15節)と言える心の低さが必要です。聖霊は、聖書を通して語られます。教会と自分がなすべきことを、御言葉を学びつつ、祈り求めましょう。

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