月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年4月18日(土)

ルカ24章 これらのことの証人となる

「あなたがたはこれらのことの証人となる。」(ルカ24:48)

 キリストの復活は、福音宣教と堅く結びついています。主は天に上げられる前、「あなたがたはこれらのことの証人となる」と言われました。「これらのこと」とは、十字架と復活の出来事です。「証人」は、見聞きしたことだけを語ります。弟子たちは、目撃者ですから、その主の出来事を豊かに語ることができます。

 「わたしは伝道が苦手です。なかなか言葉が出て来ません」という声を聞くことがあります。トラクトをいつも持っていて渡したり、一面識もない人に話しかけるのは、とても勇気がいることです。しかし、それだけが伝道ではありません。

 語る言葉がつたなくても、伝道はできます。私たちは、弟子のような目撃者ではありませんが、しかし、御救いの証人です。神の子とされている恵み、祈りの聞かれたこと、神を信じた幸いを、喜びをもって表現できます。それは、立派な生活を証言することではありません。ペトロと同じように、破れ果て、泣いて悔い改め、赦された恵みの証言です。罪を赦された者として感謝をもって生きる。これが証人となることです。

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