月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年4月12日(日)

ルカ24章 主は生きておられる

「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだ、ガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」(ルカ24:6-7)

 週の初めの日、早朝、墓に急ぐ婦人たちがいました。彼女たちは悲しみに包まれて、しかし、女性としてのこまやかな情愛をもって訪れたのです。死者となった主イエスのご遺体に香料と香油を塗り、最後の別れをするためでした。

 そこで彼女たちは思いもよらない事態に遭遇しました。大きな墓石が転がされ、中に入っても「遺体は見当たらなかった」のです。主イエスを葬った墓は空っぽでした。

 「輝く衣を着た二人の人」が現れて、驚きの言葉が語られました。「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ」と。「主は生きておられる」と。そして「主がお話しになったことを思い出しなさい」と諭しました。この後、主イエスは女性たちに現れ、弟子たちにも現れてくださいました。主は、生きておられる事実を、ご自分で証しなさいます。

 福音書は、復活の主に出会った人たちの証言集です。私たちは、聖書を開く度に、「主がお話しになったことを思い出し」、主が生きておられ、今も、私たちに語りかけてくださることに驚きましょう。

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