エゼキエル書1-3章は、預言者としての召命について記しています。2章では、エゼキエルの受けた召命が神の主導によるものであったことを強調しています。「わたしはあなたを遣わす」(3,4節)という主の御言葉が、二度も繰り返されています。エゼキエルは預言者としての召しを他の誰からでもなく、神から受けました。これは「召し」を考える場合に最も重要なことです。神から召されたとの召命感なしには、働きを遂行する力は出てこないでしょう。主は言われた。
「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。彼らは、その先祖たちと同様わたしに背いて、今日この日に至っている。」(エゼキエル2:3)