月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年3月21日(土)

マタイ28章 主イエスはどこにおられるか

「あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。」(マタイ28:6)

 主イエスはどこにおられるのでしょうか?主イエスは墓の中にはおられません。過去に生きた人として、過去の偉人・賢人の類の中に主イエスを求めても、あるいは過去の思い出や記憶の中に閉じ込められたお方として主イエスを探しても、そこでは主イエスに出会えません。今生きておられる方として主イエスを求める時に、この方は私たちに出会ってくださるのです。

 なぜなら、主イエスは復活され、生きておられるからです。生きているということは、今の私たちに具体的に関わって、関係を持ってくださるということです。名前を呼んで話しかけたり、問いかけたりしてこられます。今、私たちのことを見ておられます。生きているとは、現実に関わり合えるということです。

 婦人たちは、天使から復活の知らせを聞き、墓を後にして、弟子たちに伝えるために走り出しました。するとその途端に、彼女たちは主イエスに出会えました(9節)。復活の主イエスは、復活の知らせを分かち合う者たちに、生きて働いておられることを示してくださいます。

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