Rejoice 連携 カルヴィニズムる人たち #8 2019年8月1日放送

吉岡孝子(青葉台キリスト教会会員)

吉岡孝子(青葉台キリスト教会会員)






アントン・チェーホフ作 煙草の害について 白鳥の歌 伊藤哲哉一人芝居
( YouTubeでの視聴はこちらから )


Q どのような活動をしておられるのですか

A 俳優、脚本家、舞台監督達と「YUKIプロデュース」を設立し、プロデューサー、制作として参加しています。
 国内外の名作や世に問うメッセージを舞台化し上演、20年近く公演を続けて来ました。東京、横浜、松本、エジンバラ、ボストン等々、10都市100公演を超え、毎回好評を得ています。また、地域のカフェでも、コンサートや朗読会等を開いています。数年前より青葉台キリスト教会でもコンサートを中心に公演を重ね、延べ350人を越える地域の方が教会に来てくださいました。


Q 活動を始めるきっかけは何でしたか

A 公益社団法人で、中高年向け講演会の企画運営の仕事をしていた時、高齢社会問題を取り上げたシンポジウムで、基調講演の代わりに一人芝居での問題提起を企画しました。姥捨山伝説を題材にした話と、老人ホームで寂しく暮らす女性の話を対比させる芝居に大入りの観客が涙して老いを追体験し、市長も交えたシンポジウムは大成功に終わりました。
 ゼロから創作して行く芝居制作に苦労は多いですがとても魅力を感じ、舞台に関わる人達の情熱、喜びと葛藤に接し大きく世界が広がりました。以後、舞台を通して出会う人々の繋がりの中で、マイペースで活動を続けています。


Q どのような聖書の御言葉に励まされていますか

A 「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人、その人は流れのほとりに植えられた木、ときが巡り来れば実を結び、葉もしおれることがない(詩編1編2、3節)」。聖書から励まされる御言葉は、無限で豊かでその時々で違います。一昨年より教会で「文語訳聖書を声に出して読む会」を始めました。神様の御言葉を喜び、声に出して読み、身体を通して表現することで、日常生活に御言葉が根をおろしてゆく事を実感しています。「読む会」の発表会の為に、詩篇を何十回と声に出して読みその度に新しい発見があり、深められ感謝しています。


Q 信仰者として心がけておられることがありますか

A 受洗して50年が経ちました。様々な事がありましたが、主に連なる幸いを感謝しています。友人達も共に年齢を重ねて来ました。不安な心を打ち明けられる事も多いです。主にある人生を生きる喜びを大切な友人にも味わって欲しいと、願い祈っています。主に委ねつつ、共に過ごし互いを尊重し、私の心の門は広く開けておくことを心がけています。教会は開かれた誰でも来てよい所と伝えたく、月に1回無料のランチ会をしています。
 世の中に起こる悲しい出来事に無関心ではいられません。今の私に出来る事は?主に用いられる事とは?と問いながら歩んでいます。


Q 活動をとおしてどんなことを目指しておられますか

A 舞台に繰り広げられる「今」を、観客が生で体験し、同じ時代と同じ場所をシェアするのは、まさに一期一会、 かけがえのない時間です。鍛錬された俳優達の迫真の演技は、観るものの心を震わせます。共に良き時を紡いで行きたいと思っています。社会や教会を問題意識を持って見つめ、舞台制作に真摯に取り組み、キリスト者として勇気を持って表現して行きたいと思っています。

アイスランド   パリ・ロンドン放浪記

 左/アイスランド
 右/パリ・ロンドン放浪記

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