Rejoice 連携 カルヴィニズムる人たち #1 2019年1月1日放送

江戸浩三(伊丹教会長老)

江戸浩三(伊丹教会長老)







イースター・コンサートにて CSコンサートにて
 左/イースター・コンサートにて   右/CSコンサートにて

Q どのような趣味をおもちですか

A 趣味は尺八吹奏(都山流尺八大師範)です。1970年、24歳の時に入門しました。72歳になってステージに上がる事はありません。日曜学校の花の日の訪問で老人ホームに毎年行っておりました。その他、教会に招かれて演奏するくらいです。また、演奏活動を続けているとどうしても、日曜日の練習、本番が多くなり、教会生活に支障をきたすため控えておりました。ただ、尺八は毎日練習を重ねて行かないと貧粗な音色になり、遂には音が出なくなります。毎日30分でも吹込みをしています。健康のためでもあります。


Q 尺八を始めるきっかけは何でしたか

A 1970年3月に夜間大学を卒業した後、仕事を終えた夜の時間がポッカリ穴の空いたように思えました。尺八の音に惹かれて自分でも、と思い、入門しました。24歳の時でした。音楽の才能も無く飛び込んだ世界は奥深く困難を極めましたが、休まず、怠けず、無理をせず、仕事を終えてから毎晩少しずつ練習を続けました。入門して3年後に準師範に合格し、その後師範、大師範と進みました。かつて、人間国宝の故山本邦山先生に師事したことは心に残る貴重な蓄えとなりました。


Q あなたの愛唱聖句・愛唱讃美歌を教えてください

A 1970年11月に尺八入門し、翌月12のクリスマスに花小金井教会で受洗しました。時あるごとに心にしている聖句はルカ16章10節の「小事に忠実な人は……」の聖書箇所です。1962年に入社した会社の沙長に頂いた聖書に社長がサインしてくれた1節が私の技量と忍耐に必要と感じた聖句です。小さな働きでも、陰に隠れた働きでも、忠実な働きでありたい、と願っています。愛唱讃美歌は122番「みどりもふかき」です。特に大きな思い出はありませんが曲と詩に豊かさを感じます。


Q 日常、心がけておられることがありますか

A 神学校での仕事、教会内で担当している事、西部中会の委員会活動、そして大会開催準備委員会などを担当していますが、どれを取っても自分の能力に見合わない働きなので懸命です。ただ、健康が保たれるよう祈り、多くの人に教えてもらいながら助けていただきながら、日々を送っています。仲良く、これが唯一の自分への気配りであり、心がけていることです。周りの人に声を荒げたり、罵声を上げる光景はとても貧しいことです。主の前に明るく、誰とでも楽しくがモットーです。


Q 趣味をとおしてどんなことを目指しておられますか

A 先に記したように健康第一をモットーに、静かに尺八を吹き続けたいです。人に聴いてもらうためより、自分に聴かせ、自分で得た音を確認したいと思っています。同時に、毛筆に墨を含ませて純白の紙をなぞり、心に残っている筆先の弾力を楽しみにしたいものです。過ぎし日に書道を教えてくれた、故内田江川先生はいつも言っていました。「書道は幾つになってもできる」と。私の技量に添った、無理の無い文字が書けたらいいなーと、その時を待っています。
 尺八と書の趣味にもう一度ウエイトを置いて行けたら、と思っています。私は芸術家ではありませんから、ささやかな趣味として持ち続けていきたいと願っています。

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