あさのことば 2020年10月12日(月)放送

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

メッセージ: この人こそ



 いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
 「結婚生活がうまくいかない」という話を聞くことがあります。そのような時に心に浮かぶのは、そもそも、この人はどうやって結婚をしたのだろうという思いです。例えば、聖書には、結婚は神が定めてくださったものだ、という基本的な考え方があります。あるいは、イエスの教えの中には、離婚は罪だ、というものがあります。

 そのような教えは、かび臭い、古めかしい道徳だ、と感じられる方が多いかもしれません。そもそも、結婚など上手くいくわけがないのだから結婚という制度自体がくだらないものだ、という事すら主張されていることを私たちは知っています。

 しかし、私には別の考えがあります。それは最初にお話しした通りです。問題は「どうやって結婚したのか」です。もっと言えば、いったいどのようにして結婚に至ったのか、ということです。よく考えず、吟味することなく、自分の欲求だけで結婚をしてうまくいかないのは、ある意味当然かもしれないのです。

 一見古臭く感じられる聖書の教え「結婚とはお互いがお互いの助け手となるように、神が結び合わせてくださったものだ」という基本的な考え方は愚かな迷信でしょうか。しかし私たちが、結婚以前に、立ち止まって互いのことを、これが唯一無二の私の助け手だろうかと、とことん突き詰めて考えながら注意深く、節度をもって付き合うだけでも、その後の結果はかなり違うのではないでしょうか。

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